2013年1月12日土曜日

思い出の架け橋



長かった受験は冷たい雨 架かった虹は旅立ち
渡ってくそれぞれの架け橋に 七色の思い出が映るよ

一歩一歩 踏みしめながら 思い出す懐かしい日々
まだ青い 高い空のような 夢を抱いて僕ら 笑ってた

砂利道や泥道もあったね 今までの道程
雨上がりの所為かな それすら輝いて見えるよ

これからは それぞれの空の下で 長く 眩しい日々があるだろう
だけど今 踏みしめ渡るこの虹は いつまでも消えないはずさ

旅立つ僕らは思い出の 上に立ち踏み越えて進むんだ

一歩一歩踏みしめながら 思い出す懐かしい日々
俯いてばかりいられない 思い出が目に焼き付いて歩けなくなるから

雨上がりの所為かな 僕らの頬も濡れているけど
まだ 青い高い空のような夢を抱いて僕ら
渡って行く それぞれの 未来へ続く 思い出の架け橋

AFTERNOON MOON



青天に浮かぶ 淡く光る月
辺りがまだ 明るいんだ
太陽がまだ 輝いてるから
誰一人僕に 気付きやしないけど

いつでも ここにいたんだよ 君だけの為に
今はまだ 輝けないけど 君だけを見てる

もっともっと輝きたい もっと君を照らしたい
今はまだAFTERNOON MOON 輝ける刻を待ち続けているよ

日輪は淡く 地を染めてゆく
紺碧は深く 闇を包みこむ

今なら もっと輝ける 君だけの為に
望んで いたはずなのになぜ 虚しさは残る

もっと僕を見つめてほしい 目を凝らして見ていてほしい
僕らしくAFTERNOON MOON 君だけの為に輝き続けるよ

青天に浮かぶ 淡く光る月
いつまでも 君を見守り続ける

幸せ



笑うことがその場にいる義務なら 笑うことなんて ただの代償だね
ねぇ そんな風にいて会話から漏れる 笑い声は逆に 悲痛だね

幸せを無くす夢を見た その中で泣き崩れていた
目が醒めて安堵した僕は 不幸を演じてたみたいだ

喜びはしゃぐのが子供みたいでダサいなら 大人はロボットになればいいんだよ
ねぇ そんな風にいて会話から漏れる 笑い声はきっと 嘲笑だね

幸せを掴んだ後に 慮って不安にかられて
失うことばかり恐れる僕は 幸せじゃあないみたいだ

ミーティア



何もないわけじゃない 何も見てないだけ
確かめるのが怖くて 見ようとしてないだけ
東京の輝きに 少し目が眩んでたんだ
溢れてた可能性を すり減らした気がして--

星がまた1つ流れていく 願いが1つ叶っていく
望みすぎた僕の夜空に 星は見えるかな

賑やかな街の光は 憧れを満たしたけど
結局は偽物 求める光じゃない
皆が輝いてて 僕はかき消されそうで
自分もそうと偽って 明かりに隠れてる

殺那的に生き続けるほど 真っ暗やみが恐ろしくなる
飛び出すことが出来ないんだ 星が見えないのに

優越感に溺れていた 周りの輝きに怯えていた
見かけを飾り付けることばかりを 望んで 生きていた

願いが1つ叶っていく 星がまた1つ流れていく
余計なことはもう望まないから 未来を照らしていて

もしも飛べたなら



もしも飛べたなら 世界は僕に注目するだろう
或る者は妬み 或る者は羨み じっと見るだろう

無関心のまま 居られないのは比べてしまうから
相対的に下に 居たくないと常に思うから

誰もが自由に競い合う それはどうしようもなく 避けられないこと
蹴落とし合うことなく羽ばたけたなら 世界の広さにも すぐ気づくだろう

羽のない僕らは 飛べないままに 誰かより高く居たがる
逃れたいのさ ただ絶望から 劣りたくない

だから仕方なく 歩く僕らは卑怯になる
誰かを引っ張り 誰かを蹴落とし 上に居たがる

誰もが自由に飛べたらいいのに 否応なく純粋に 競えたらいいのに
飛べないのだから卑怯にもなる 自分の愚かさにも 気付いていながら

羽のない僕らは 飛べないままに 誰かより高く居たがる
逃れたいのさ ただ絶望から 劣りたくない

競い合う理由は 優位に立ちたいから そう生きていたいから
恐ろしいのさ ただ絶望だけが 劣りたくない

醜悪さはついてまわる 飛べでもしない限り
向上心か絶望か それだけが選択肢

もしも飛べたなら 世界は僕に注目するだろう
或る者は妬み 或る者は羨み じっと見るだろう